シンパシー

松田 しのぶ

2024年05月22日 09:25




旧暦の1日、15日に
咲いた花には実ができる

畑をやってる
おばぁさんたちが
昔から
そういう風に
よく言っていたと
生徒さんに
教えてもらいました

最近は蜂などの
受粉の役割をする虫たちも
昔に比べたら少なくなっているから
旧暦 1日、15日、辺りに咲いた花には
綿棒を使って
受粉もしたり
しているそうなのですが

他の花は
落ちちゃうのに
旧暦 ついたち、じゅうごにちに
咲く花は
大丈夫だなんて
不思議ですね〜ʕʘ‿ʘʔ

先日、叔母の案内で友人たちと
塩屋富士というところに
行きました

琉球石灰岩からなる
かなりの急斜を登り進んで行くと
くがに岳にたどり着いて
先頭を歩いていた叔母が
「ちょっと見て、ちょっと見て〜、
詩人がいるよ!」
と手招きしていました

目線の先にいたのは
「アータクー」もしくは
私の地元では
「グリーンバンバン」と呼んでいる
15センチくらいの
木のぼりトカゲが
絶景を見下ろす崖の上で
じっと
佇んでいました

人の近づく気配や物音で
すぐに逃げちゃうはずなのに
全然動かずに
ただ静かに景色を見つめています
物思いに耽っているような
姿はとてもユニークで

「アナタ、失恋しちゃったの?」と
叔母がアータクーに(๑˃̵ᴗ˂̵)
声をかけると

周りにいた皆んなが
ある種の
ある程度の
シンパシーを
それぞれ感じながら
笑って和んでいました(≧∇≦)

トカゲ業界でも
いろいろあったりするのかな〜(笑)(≧∇≦)
(๑˃̵ᴗ˂̵)